狭間
2008/11/21(Fri)
*韵(エン)以外も出てきま。なんとなく落書き追記。



「これはこれは、バッサリといきましたねぇ、お嬢サマ?」

「いい加減その呼び方鬱陶しいんだけど。…それよりなんでアンタがここにいる」

「ふふっ、私は、自称傍観者ですよ?どこにいたっていいじゃないですか」

「またそれか」

「傍観者ですから。何も全て曝け出す事ないですもん」

「…相変わらずの道化ぶり」

「素敵な褒め言葉、有難う御座いますぅ♪」

「…………」

「んー…、まあ、そんなことはどうでもいいんですけどね。エンちゃんは卒業したらどうするんです?」

「決めてない。っていうか、何でアンタに話す道理があるの」

「エンちゃんが、『継ぐか継がないか』は、充分重要問題ですよー。少なくともこっちにとっては」

「…まだ父様充分現役なんだけど」

「それは勿論ですけど。今今の話なんかしてません、これから、です」

「そんなの、わかるわけない」




「まあ単刀直入申し上げますとですね、今のエンちゃんには、お父様を継ぐことは出来ないと思いますよ?」

「……何が、いいたい」

「今の貴女に、そんな覚悟あるはずがないと言ってるだけです。選ぶまでもなく」

「……帰れ。今すぐ」

「もー、短気なんですからぁ。ま、こっちの言いたい事はちゃんと伝えましたので」

「……」




「貴女にはまだ、『能力者』でいる事の方が、似合ってますよ」

「………リニファには、そう見えるの」

「貴女にはまだ、『韵』でいることの方が、合ってると思います。少なくとも私はそう思ってますよ」

「……そう」

「って、もうこんな時間じゃないですか。そろそろ帰りませんと。それじゃあまた、機会がありましたら♪」




――― 傍観者の言うそれは。
      一つの拒絶なのだと気付くまでにはそう時間は掛からなかった。






なんとなくリニファ描きたくなったので。お目汚し。


エンとリニファ
この記事のURL | 小話 | CM(0) | ▲ top
<<サキ ウタ | メイン | 今後。>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
| メイン |